運営:公益財団法人日本ヘルスケア協会、ヘルスケアワークスデザイン株式会社

ヘルスケア広場について

公益財団法人日本ヘルスケア協会・今西会長からのメッセージ

「ヘルスケア広場」にご訪問をいただき、ありがとうございます。

日本の医療は「治療にあらずは、医療にあらず」「保険にあらずは、医療にあらず」という治療第一主義という側面があります。これまでは、こうした形の医療は成功してきたのですが、経済的な面で大きな課題を持っています。高齢化の進展により、公的医療費が43兆円にも膨れ上がり、驚くことに医療費だけでオーストラリアや韓国の総国家予算を超えている現状があります。日本の公的医療制度はとても素晴らしいものだと思っていますが、これを維持していくためには私費を使った予防(ヘルスケア)に力を入れざるを得ません。

当協会は「ヘルスケアとは予防であり、病気になってからお金をかけて治療するのではなく、病気にかからないように食事・栄養・運動・睡眠に配慮していくこと」と主張し続けてきました。ヘルスケアは公的医療制度の持続だけではなく、「日々工夫をして意識的に病気の罹患を回避していく」「病気になりにくい身体をつくる」という一人ひとりの取り組みは、生活者の皆さまのより良い人生の実現に大きく寄与しますし、ぜひポジティブに取り組んでいただきたいと思っております。

平均寿命は男性81歳・女性87歳ですが、ここ数年は自立した生活を送れる「健康寿命」と言うキーワードが出てくるようになりました。男性では9年間・女性では12年間、平均寿命と健康寿命に差があります。この乖離を無くしていくためには、エビデンスを重要視した予防へのアプローチが重要になってきます。これを確立し、皆さまに発信し、皆さまと一緒になってヘルスケアを推進していく組織が当協会であり、ぜひ生活者の皆さまに向け、この「ヘルスケア広場」で当協会の情報を発信していきたいと思います。

公益財団法人日本ヘルスケア協会
会長 今西信幸
公益財団法人日本ヘルスケア協会 https://jahi.jp



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