公益財団法人日本ヘルスケア協会 公式サイト

【JAHI】「第5回中野健幸どまんなか市」開催

DgS/SMも注目する健康イベント 生活者のニーズは「健康チェック」にあり

公益財団法人日本ヘルスケア協会(JAHI)が12月10日(水)に中野区役所で「第5回中野健幸どまんなか市」を開催した(共催:中野区地域支えあい推進部 地域包括ケア推進課)。「第5回中野健幸どまんなか市」は、開催から1年を経て、中野区民を中心に認知度が向上し、今回は中野区の「健幸ポイント事業」の対象イベントともあって、約600人(中野区公表)の参加者が足を運んだ。JAHIからは、1部会、7社の加盟企業が参画。中野区でのJAHIの活動を応援する区民団体や中野区に学舎を置く帝京平成大学の薬学生も応援に駆け付け、ドラッグストア企業および協会加盟希望企業も視察に訪れた。JAHIが目指す、ヘルスケア(予防)に対するニーズは確固たるものとなり、今後は中野区内での実装段階に入る。(取材=中西陽治)

約600人が参加し恒例の「健幸」イベントに成長

「中野健幸どまんなか市」は、東京都中野区(酒井直人区長)との中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定(NIC+協定)を結んだ団体によるイベントで、包括的なヘルスケアを担うJAHIが共催している。

 今回の「第5回中野健幸どまんなか市」はJAHIを含む13団体・企業が出展。JAHIの「ヘルスケアデザイン部会」(小原道子部会長)よりアース製薬、アルフレッサ ヘルスケア、カネカ、サラヤ、CBCの部会員と、JAHI加盟企業のウィルベース、ちとせ研究所が各部会/社の持ち味を生かし、来場者にヘルスケア実践のヒントを披露した。

イベントではおなじみとなった健康チェックは、ヘルスケアデザイン部会が「骨密度」「血中酸素濃度(パルスオキシメーター)」「握力」「野菜摂取量」「脳年齢」「肌年齢」を、ちとせ研究所が「腸内細菌簡易チェック」を準備した。

JAHIの健康チェックは、メインホールの「ナカノバ」から離れた個室で行われたものの、1日で665回の健康チェックが実施された(※「骨密度」除く)。

10時~16時の開催時間における健康チェック需要にも変化が現れた。前回(6月開催)までは、区役所に用事のある区民が空き時間に健康チェックに訪れていたため、午前中を中心に行列ができていた。今回は、常に席が埋まっている状況で、お昼休みの12時~13時にも継ぎ目なく列が形成された。特に「前回、『中野健幸どまんなか市』に来て、とてもためになったので開催を待ちわびていた」「区報や『中野健幸ポイント』のWEBページで開催を知ったが、もっと大きく広報してほしい」といった、イベントに対する理解と興味も深まっている。

その健康チェックニーズを示すようにイベントに対するアンケートでは、「健幸について考えるきっかけになった」「健康に関する情報をもっと知りたい」という声が圧倒的多数で、「どんなブースがあったら参加したいか」については〝測定ブース〟〝サンプルブース〟〝展示ブース〟〝相談ブース〟の順にニーズが現れている。

健康チェックのニーズを継続性/収益性につなげる

 5回目となる「中野健幸どまんなか市」は、終了時刻を過ぎても「肌年齢だけ体験したい」「次の開催時期を早く知らせてほしい」といった、イベント終了を惜しむ声や次回開催を待ちわびる声が多く寄せられた。

 前述したように、健康イベントのニーズは「測定(健康チェック)」にある。それは自身の健康状態の可視化であり、「自分は健康だから」と胸を張って言えない不安感の現れでもある。イベントの次なるステージはその健康状態の可視化をいかに継続性と収益性に結び付けていけるか、にあると感じた。「第5回健幸どまんなか市」には、中野区に5店舗を展開するSMも出展し、店舗をサテライトとしたヘルスケアの社会実装に臨んでいる。

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